どうしてもベンツを買いたい人は、こうして節税しろ!

前回、ベンツを購入したいという社長さんの話をしましたが、結論から言うと、節税のためにベンツを買うのは、典型的な「悪い節税」の例です。

でも、そうは言っても、どうしても「ベンツが欲しい!」という社長さんもいらっしゃいます。
まるで、「ベンツに乗るために会社を作ったの?」と疑いたくなるような勢いですw

どうしてもベンツが欲しいという人のために、少しだけ予備知識をお教えます。

もし、1,000万円の利益が出て、その予算内でベンツを購入するとした場合、どうするのが最も効果的な節税になるのか?

「ベンツは新車でないと・・・」と考え、Eクラスのベンツを1,000万円で新車で買うのか?
それとも、「せっかくベンツに乗るなら、最高級グレードでないと・・・」と考え、中古のSクラスのベンツを1,000万円で買うのか?

答えは、中古のSクラスのベンツです。

車の耐用年数は、ベンツだろうとカローラだろうと、6年と決まっています。
つまり、新車で購入した場合、1,000万円を6年かけて経費で落としていくわけです。
現金は1,000万円出ているにもかかわらず、毎年の経費として計上できるのは160万円程度に過ぎません。
全額を一度に、経費で落とせるわけではないのです。

それが、中古のベンツだとどうでしょうか?

仮に、4年落ちの中古だったとしたら、わずか2年で落とせます。

つまり、500万円ずつ2年で落とせるということです。
これが2年落ちでしたら、4年で経費に落とせます。

じゃあ、5年落ちでしたら、1年で経費に落とせるのかというと、そうは問屋が下ろしません。
5年落ちだろうと、6年落ち、7年落ちだろうと、経費で落とせる最短年数は2年までです。

つまり、4年落ちの中古を購入するのが、最も効果的な方法だということです。

これは単なる予備知識に過ぎませんが、会社を経営する上で必須とも言える考え方を含んでいます。

それは、お金が流出した時間と、経費で落とせる時間を出来るだけ近づけるという発想です。

この考え方は、何も減価償却に関する耐用年数の問題だけでなく、売掛金の回収や在庫の処分等にも共通して言えることです。

つまり、お金の流れは、流出と流入しかありません。
その期間を、できるだけ縮めることが大切なのです。

ここを安易に考えていると、後々とんでもない事態に陥ってしまいます。

常にお金の流れを意識しながら経営を行うことは、会社存続の秘訣だと言えます。

本日の道場訓
節税で車を購入する場合は、4年落ちの中古がベスト
現金の入りと出の間隔を短くすることが、経営の秘訣

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