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暴走族って、起業家に向いてるんですよねw

私は学生時代、暴走族とドンパチやってきたせいか、意外にも彼らと仲良くなったりもしました。
一緒に酒を飲んでみると、強面の表情が消え、本来の20歳前後の青年に戻ります。

そこで思ったのは、彼らのほとんどは失敗を怖れていないということです。
そうでなければ、あれほど自由には生きられません。
失敗を苦にしたり、少しつまずいたくらいで立ち上がれないようでは、不自由な人生しか送れないはずです。

そのくせ彼らは、子供っぽく見えてはるかに大人です。
好きに生きているようで、普通の人には気づかないデリケートな世界をちゃんと見ています。
周囲の視線や他人の思惑を気にしないため、視野が広く、かつ自在なのです。

その後、私は、銀行に入りましたが、そこはまるで逆の世界でした。
失敗や失点を怖れ、他人の目を気にし、誰ともうまくっていくことだけに執着している人間が大半でした。

彼らは、小さな失敗はするかもしれませんが、大きな失敗はしません。
なぜなら、そのために用心深く生きてきたからです。
四方八方に気をつかい、常に責任を取らずにすむように逃げ回ってきたからです。

起業の大前提は、失敗を怖れないことです。
しかし、これは口で言うほど簡単なことではありません。

なぜなら、失敗を怖れないためには、過去に大きな失敗を自分で乗り越えた経験が必要だからです。
辛酸をなめ、そこから這い上がった経験がなければ、自分の目の前の世界が変わることはありません。

辛酸をなめた人間は、「頑張れ」と励まされた言葉がどんなに無意味なものであるかを、肌で感じ取っています。
そして、さりげなく手を差し伸べてくれた人との関わりにおいて、何が一番大切かを学んだはずです。
もちろん、うわべの情けなど何の意味もないということも。

私はもちろん、あえて大きな失敗をしろとは言いません。
しかし、起業したからには、どんな人にも不幸や失敗は訪れます。

大切なのは、そのとき何を学ぶかということであって、どう回避するかということではありません。
辛酸をなめることを怖れてはいけないのです。

そこにこそ、あなたの揺るぎない自信が生まれてくる源泉があるのですから。

本日の道場訓
失敗から何を学ぶかが大切

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