スタッフが選ぶ、感動の秘話推薦者の声

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学生時代から器の大きな先輩です

学生時代から器の大きな先輩です

佐藤先輩とは大学時代のサークル(空手部)が同じで、私は1年後輩でした。

ある日、部室で着がえている時に、佐藤先輩の背中にふと目をやると、
それはブルースリーの映画の1シーンの様に血が流れ、腫れ上がってる傷跡がありました。
「いやちょっと暴走族と...」さりげなく語った佐藤先輩。
その淡々たるそぶりに、我々後輩はいつも驚愕しておりました。

大学の空手の試合はポイント制だったので、相手の顔面に当ててKOしてしまうと反則負けとなりますが、極真空手出身の佐藤先輩の試合は、その反則負けとなる事が多かったですw
先輩の試合は、豪快な一本勝ちか、豪快な反則負けのどちらかでした。(笑)
特に、全日本大会での京大のN選手(西日本大会準優勝者)との試合は、壮絶なものでした。
右の突き一発で相手はダウンして動かなくなり、即座に反則負け(笑)
試合後、「相手が強いと、手加減できないんだよなぁ・・」と、冗談交じりで悔しがっていましたw
裏を返すと、それだけ必死で取り組み、中途半端な事は大嫌いの性格です。

大学祭では、武道関係のサークルが警備を担当するのですが、佐藤先輩は2年生であるにもかかわらず、3、4年生をさしおいて、警備のリーダーに任命されたほどの実力者です。
空手部以外の武道サークル(少林寺拳法、柔道、合気道、古武道、剣道)全員を集めてリーダーシップをとり、大男の倒し方、武器を持った相手の倒し方といった、護身術指導(というよりケンカのやり方ですがw)をされました。

こういった人は得てして傲慢で、大雑把な性格の人が多い様に思いますが、佐藤先輩はそうではありません。
大学時代に住んでいたアパートも佐藤先輩と2年間同じでしたが、部屋に入ると、いつもきれいに整理されており、初めて訪れた人は皆、「掃除したの?」と必ず口にするほどでした。私は2年間、毎日のように佐藤先輩の部屋にお邪魔しに行っておりましたが、机の上が散らかってたり、本棚の本が斜めに立ってたり、というのを1日たりとも見たことがありません。

そのように繊細な性格を持ちながら、失敗事にもいつまでもクヨクヨせず、翌日には、
「おっ、もう何ともねぇー。立ち直った。」とケロッとしてたのは、まさに"つわもの"と呼ぶにふさわしい人です。
大胆かつ繊細、動と静のどちらも兼ね備えた、とにかく器の大きな人です。
佐藤先輩のように人は、滅多にいないんじゃないでしょうか。

私のHP「のらりくらり家族」にも、「空手部S先輩の武勇伝」と題して、佐藤先輩のことを綴ったページがありますので、お暇な方はご覧になってみて下さいw

岡山県 吉水幸三 様

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