スタッフが選ぶ、感動の秘話推薦者の声

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初めから人生に意味はない

初めから人生に意味はない

私の会社は、5年前に倒産の危機に陥りました。

これまで、家族と共に8年間コツコツと
商売を続けてきたのですが、売り上げも芳しくなく、
その上、取引先からの受注も価格を叩かれ、
将来に光が見えない状況でした。

積もり積もった借金も5,000万円を超え、家族と共に
これからどうしようかと悩んでいるところでした。

取引先の紹介で佐藤先生を紹介され、
藁にもすがる思いで相談に行きました。

恥ずかしながら、私はその時、自殺も考えていました。

ちょうど5,000万円の保険に入っていましたし、それが出れば借金がチャラになると思ったからです。
「私が死んでも家族と従業員が助かれば良い」心底そう思いました。

私は佐藤先生に、思いのたけを全てぶつけました。創業時に妻と二人で苦労したこと。
徐々に従業員が増えていき、仕事の楽しさが分かってきた時期。
数々の困難も皆と共に乗り越えてきたこと。

結果として、私の会社は年商20億円程度にはなりましたが、立ち行かなくなりました。

私は正直に「これまでの人生に何か意味があったのでしょうか。
無駄に生きてきたような気がします。
実を言うと、自殺も考えています。」と話しました。

その言葉を聞いて、それまでの温和な先生の表情が一変し、机を叩いてこう言われました。
「自殺したいのならすればいい。どうせ誰でもいつか死ぬんだから。
その時間を少し早めるだけのことです。

それからあなたは、人生に意味がないと仰いましたが、人生なんてそんなもんですよ。
だからこそ、素晴らしいんじゃないですか。

はじめから人生に意味があるのではなく、白紙の中に自分の意思で、
人生の意味と価値を作っていけるから面白いんじゃないですか。
その喜びを一度でも味わった人なら、自殺などというもったいないことは考えないはずです。」

それから、先生は私の会社に足を運んで下さり、各部門ごとの貸借対照表と損益計算書を作成されました。
そして、赤字部門の切捨てと、黒字部門の利益の出し方を具体的に指示してくれました。

それと同時に、全ての従業員を集めるように指示し、
その場で、会社の現在の状態と今後の方針を、社員一人一人に、分かりやすく丁寧に説明してくれました。
それから半年間、資金調達も含め、先生と二人三脚で会社の再建に尽力した結果、一年後には、利益の出る体質に改善できました。

5,000万円あった借金も、
今では、あと1,500万円になりました。

当面の目標は、すぐそこまで来ている状況です。

佐藤先生にあの時言われた、
「人生には初めから意味がない。だから自分自身で作っていくのだ」
という言葉に励まされ、ここまでやってこられました。

精神面のケアと、実践的な経営ノウハウ、
この二つを兼ね備えた人は、滅多にいないと思います。
私の経営者としての道のりはまだまだ続きます。

いつか先生のように、
「自分を心底信じきれる」存在になりたいと思っています。
これからもご教授よろしくお願い致します。

河野建設株式会社  代表取締役 河野純一 様

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