スタッフが選ぶ、感動の秘話推薦者の声

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負け犬の遠吠え

負け犬の遠吠え

僕は当時、28歳のフリーターでした。

もともと器用だったのか、
小さい頃から、何をやらせても人並み以上にできるほうでした。
それだからというのじゃないですが、
ひとつの仕事にすぐ飽きてしまいます。

「もうすぐ30歳だし、そろそろ定職に着きたいけどこの年じゃあな。
起業でもして、成功してやろうかな。」
と軽く考え、知り合いの紹介で佐藤さんの事務所を訪れました。

僕のこれまでの人生を黙って聞いてくれた後、
佐藤さんはこう言われました。

「君は、これまでの人生で、本当の苦労は
何一つやってきてないね。

私は、苦労した人間が成功するとは思っていないが、
君が本当に成功を目指したいのなら、
まずは自分が負け犬であることを素直に認めること。

それが出来なければ、君は一生負け犬のままだよ。
君は、若い大事な時期を、全力で走ってこなかった
人間なんだ。

自分では、人より優れているということを強調したいのかもしれないけれど、
私には傷つくことを恐れて言い訳ばかりしているように聞こえる。それが負け犬の防衛本能なんだよ。

いくら私に上手く話せたと思っても、自分は騙せないよ。後で絶対に後悔する。
自分が負け犬だということを心から認識できたら、もう一度相談においで。」

正直、「なんだ、この人は」と腹が立ち、家に帰ったのですが、よくよく思い返してみると、心当たりがたくさんありました。
それから一週間ほど、自分なりにこれまでの人生を振り返ってみたのですが、
たしかに言われた様に、ギリギリのところでは、いつも逃げて来た自分に気づきました。

それから、一ヶ月して再度お会いしたときに、正直な気持ちを洗いざらいぶつけました。

佐藤さんは、

「よく胸を割って話してくれた。君はこれまで、ちっぽけなプライドのせいで、
目の前の問題から逃げているから、いつも不安を感じていたんだ。
だったら、一度キチンと挑戦してみて、結果を出してみること。
その結果から自分の本当の実力が見えてくるんだよ。

このまえ言ったように、自分は負け犬だということを認めてみなよ。
そこから初めて、新しい生き方が出来るから。」と優しく教えてくれました。

僕のこれまでの人生は、自分の実力を知るのが怖いから、模擬試験を全く受けない受験生のようなものでした。

現在は、不動産の営業マンとして頑張っています。

やっと、営業成績も人並み以上に出せるようになり、
3年後の起業を目指して、お金を貯めています。

佐藤さんに教えられた、
「自分の立ち位置を知ること」の大切さを心に刻みつけ、
本当の実力を身につけるため、日々頑張ってます。

今でも、定期的に佐藤さんにご指導頂き、
その都度、自分は負け犬だということを再認識させてもらっています(笑)

でも見ていてください。いつか必ず負け犬から脱却してやりますから!

千葉県  平野弘 様

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